今月の法華宗行事予定(11.17〜11.23)
- 11.21
- ・御虫干会
【大本山光長寺】 - 11.22
- ・令和六年度弁論大会
【興隆学林】
日蓮大聖人は、文永元年(1264)11月11日「小松原法難(こまつばらほうなん)」の後、鎌倉への帰途、天台宗の笠森観音堂にて一夜を過ごされました。
翌朝観音堂に詣でた当時の領主、小早川内記(こはやがわないき)との契りにより、大聖人は身延御入山四年目の建治3年(1277)の春、越後公日弁聖人を召され、「上総鷲巣(かずさわしのす)の地は、先に房州布教のみぎり一夏九旬(いちげくじゅん)安居の地にして、小早川内記との師檀の盟約なれば、彼の処に一寺を建立すべし」と命じられました。
よって日弁聖人は堂舎を創建して「長国山鷲山寺(ちょうこくざんじゅせんじ)」と命名したのがはじまりです。
七堂伽藍を備えていた鷲山寺も、四度の火災に遭い、諸堂を焼失しましたが、鷲巣のお祖師さまとして親しまれている「日蓮大聖人御尊像」(伝 光長寺 日法聖人御作)、宗祖御真筆御本尊等の宝物は、現在なお格護して多くの人々の信仰を集めています。
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