法華宗教学研究所は、昭和24年に設立された「法華宗桂林同学会」が前身であり、昭和38年に現研究所となりました。当初からは実に61年の伝統を有する研究機関です。
各自の研究成果を発表する場として、『桂林学叢』が刊行されています。『桂林学叢』は昭和35年に創刊された機関誌で、これまで教学研究所の活動を支えてきた多くの諸師の貴重な論文の宝庫として、また日蓮大聖人の正統である真正宗義の継続的維持、広報に貢献し続ける教学研究所の活動の記録として重要な意義を持ち、宗内のみならず宗外の研究者からも注目を集めるに至っています。