今月の法華宗行事予定(11.17〜11.23)
- 11.21
- ・御虫干会
【大本山光長寺】 - 11.22
- ・令和六年度弁論大会
【興隆学林】
光長寺(こうちょうじ)は、宗祖日蓮大聖人が開かれ、御直弟「日春(にっしゅん)聖人・日法(にっぽう)聖人」の御二人が協力して建立された宗祖直伝の本山です。
日法聖人は、幼少のころから宗祖のもとに御仕えし、中老僧の筆頭に数えらており、日春聖人は、宗祖の御命令で沼津地方を布教された日法聖人の御教化を受け、宗祖の御弟子となった元天台宗の高僧です。
御二人の聖人の御協力を尊び、いずれを先ともなし難く、〈同時二祖(どうじにそ)〉と申し上げます。
室町時代の中頃、大学頭本果院日朝(ほんがいんにっちょう)聖人は本能寺・本興寺の御開山日隆聖人と〈一味法水(いちみほっすい)〉の約を結ばれ、法華宗を再興されました。
また光長寺には、日春・日法両聖人以来伝承する宗祖の御真筆本尊、宗祖の御舎利(おんしゃり)、中世の文学作品等、多くの宗宝、重要文化財が格護されています。
月日 | 行事 | ご説明 | |
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1月 | 1日 | 元旦祝祷会 | 午前0時元旦祝祷会が大本堂で奉行される。記念するところは四海皆帰妙法・天下泰平・国土安穏・五穀豊穣・万民快楽・寺門興隆・総檀信徒中各家家内安全・年中安泰のご祈祷を修行。早朝6時より法要は御本院御歴代・門末歴代・総檀信徒中・法界の供養を奉行する。大本堂の勤行の後、山内各所(祖師堂・日春堂、歴代廟遥拝・番神堂・塔頭五坊・山門)を巡り参拝する。この法要後、古書院にしつらえた、本来より蓬莱山と称し、ご本尊を奉掛して本山の年中安泰・門末・檀信徒の家運隆昌をご祈祷後、御貫首猊下の年頭ご挨拶を賜り、元旦祝祷会が奉行される。この部屋は大正天皇、摂政宮行啓の玉座である。 |
山神御縁日 | 光長寺の現在境内地より、直線にして2.5キロの所にある山ノ神の御縁日。ある山林の中に石の祠があり、当山の地続きの旧境内地で北東(表鬼門)にあたる。そこに境内守護として山ノ神が祀られている。毎年、正月17日、御貫首導師の下、光長寺一山の年中守護を祈念する。 | ||
2月 | 3日 | 節分会 | |
初午 | |||
毘沙門天 | |||
3月 | 彼岸入り | 彼岸入り題目 | |
4月 | 5日 | 開基会・千部会 | |
5月 | 12日 | 伊豆御法難会 | |
30日 | 光輪廟法要・祠堂法要 | ||
8月 | 第一土曜日 | 門池施餓鬼法要 | 門池は黄瀬川より水を引き入れた用水池である。昔しばしば水難事故があった。その水難横死犠牲者供養と痛ましい事故防止に毎年8月第1土曜日にこの施餓鬼法要が光長寺一山の僧侶が出仕して修行する。ちなみに門池は現在遊泳禁止となっている。 |
17日 | 盂蘭盆会施餓鬼法要 | 古来より盆終わりの8月17日に施餓鬼法要を修行している。本院歴代・塔頭歴代・塔頭五坊総檀信徒・新盆の精霊の盂蘭盆施餓鬼法要を修行する。 | |
24日 | 番神会・納骨堂法要 | 毎年8月24日三十番神会・法華擁護善神に法楽を捧げ、総檀信徒の安楽を祈る法要である。現在の社壇は享和2年(1802)の建立である。納骨堂安置の諸霊の供養を修行する。 | |
9月 | 12日 | 龍口法難会 | |
彼岸入り | 彼岸入り題目 | ||
10月 | 12日 | 御会式御逮夜法要・御正當法要 | |
13日 | 晨朝法要 | ||
11月 | 21日 | 御虫干会 | |
12月 | 31日 | 除夜法要 | 除夜法要の開始は大晦日、午後5時大本堂にて本年の無事を報謝して御報恩謝徳法要より鐘つき法要まで種々法要が修行される。まず11時15分、本年度諸御守り札御守護御礼法要(お焚き上げ)。この法要は一年間、お守りいただいた事を感謝し祈る法要です。11時30分鐘楼堂にて行く年の無事を感謝・来る年の平安安穏を記念し、御貫首猊下のつき始めで107名の鐘つき奉仕者による除夜法要が修行される。 |
毎月 | 13日 | 本山講 | 光長寺御開山、日蓮大聖人の御命日に一座の法要を修行し、祖師報恩・万霊供養の法座を修行している。 |