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◆論達(2024.11.13)

  「一天四海 皆帰妙法」に向かう我らの菩薩行

 宗祖日蓮大聖人の誓願(誓いを立てる)に「一天四海 皆帰妙法」というものがあります。これは妙法に帰依して仏国土となるように、四表の静謐(東西南北の四方の安穏)、つまり世界平和を祈ることです。

 今世界に目を向ければ、宗祖がおられた鎌倉時代さながらの悲惨な様相が展開されています。二十一世紀となった今でもウクライナ・ガザ地区・中東・アフリカ等それぞれの国が利権を争う武力衝突、国内に目を向ければ東日本大震災や能登半島の災害などの天変地異、また新型コロナウイルス感染症などの新病の集団感染が蔓延し、いわゆる「七難」が発生しています。宗祖が『立正安国論』にて、お示しの如くこの地球は、日々生命の危機に慄き、飢えに苦しむ人々に満ちています。

 しかし、私たちはこの大変に痛ましい現状に目を背けてはなりません。『法華経』「常不軽菩薩品第二十」に、

  我深敬汝等…不敢輕於汝等 汝等皆當佛故

とあります。

 全ての人々は等しく仏となることができる。ゆえに人間はみな尊い。みな尊いであるから、人々が互いに助け合うことが大切だということです。皆の幸せが自分の幸せということを真剣に受け止めて行動を起こすことが今必要とされているのです。

 ではどうすればよいのでしょうか。宗祖は伝教大師のお言葉を引用しておっしゃいます。

  「家に讃教の勤めあれば七難必ず退散せんと」
                   『南部六郎殿御書』

 つまり『法華経』を信じ、お題目を唱えることで諸天善神がこの国土を守護し、様々な難を遠ざけるとご指南されています。

 私には、日本の原風景として残したいもの、昔からの姿として変えてはならないと考えている風景があります。

 それは日々のお寺の鐘の音、日々のお勤めの声です。

 ある寺院でこんな看板を見ました。「毎朝お経を上げています。ご自由にお参り下さい。」と。この灯は消してはなりません。すべての人々や社会・環境が安寧であるよう菩薩としてなすべき行動の原点である唱題を一心に行うこと。それがことはじめであり大切なことなのです。

 まずは自分より進んで始めましょう。宗祖の誓願に向かって一歩でも進ために。我ら日蓮大聖人の門弟、日々不退転な信心に励んでまいりましょう。

令和六年十一月十三日
法華宗(本門流)管長 大僧正 久保木日將
◆新教学部長就任 (2024.11.01)
 金井内局における新教学部長として、松井正孝教学部長(豊中市 藤井寺住職)が11月1日に就任されました。
◆毎年ご好評を頂いております法華宗連絡協議会発行の宗祖日蓮大聖人聖訓カレンダー(令和7年版)が完成いたしました。(2024.10.28))
 毎月、一訓「日蓮大聖人のおことば」が掲載されております。カレンダーの暦の部分は切り離しできますので、心に残ったお言葉を残しておくことも可能ですご希望の方は1部300円にて頒布いたしますので、法華宗宗務院(TEL03-5614-3055 FAX03-5614-3056)までお問い合わせください。(送荷料別、ただし30部以上は送荷料無料)
◆令和6年度 全国宗務所長会開催(2024.05.29)
  全国宗務所長会が令和6年5月28日から29日にかけて法華宗宗務院で開催されました。全国13教区の宗務所長が集まり宗門興隆、地方宗務行政の円滑化について意見を交換しました。
◆第79次定期宗会開催(2024.05.23)
 令和5年5月22日から23日までの2日間にわたり、第79次定期宗会が法華宗宗務院庁舎にて開催されました。 今次宗会では14議案が上程され議論が重ねられました。
◆令和6年能登半島地震被災者への祈り(2024.01.09)
 本年1月1日 午後4時10分頃に、能登半島を震源とする大地震が発生し、北陸地方を中心に最大震度7を記録、各地で大きな被害が生じました。
 死者240名以上、孤立状態となった集落もあり、未だ多くの方が避難を続けておられます。今なお余震も続いており、あらためて自然の驚異に対して私たちの無力さを痛感しております。
 犠牲となられた方々にお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々に御見舞い申し上げます。
法華宗(本門流)宗務院
◆令和6年能登半島地震被災者への祈り(2024.01.09)
 本年1月1日 午後4時10分頃に、能登半島を震源とする大地震が発生し、北陸地方を中心に最大震度7を記録、各地で大きな被害が生じました。
 死者240名以上、孤立状態となった集落もあり、未だ多くの方が避難を続けておられます。今なお余震も続いており、あらためて自然の驚異に対して私たちの無力さを痛感しております。
 犠牲となられた方々にお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々に御見舞い申し上げます。
法華宗(本門流)宗務院
◆毎年ご好評を頂いております法華宗連絡協議会発行の宗祖日蓮大聖人聖訓カレンダー(令和6年版)が完成いたしました。(2023.10.27)
 毎月、一訓「日蓮大聖人のおことば」が掲載されております。カレンダーの暦の部分は切り離しできますので、心に残ったお言葉を残しておくことも可能です。本年度は当宗が制作担当となり聖訓を埼玉県八潮市妙法寺住職中村妙心師に、イラストを千葉県多門寺住職後藤妙扇師に依頼して制作いたしました。尼上人お二人による力作となっておりイラストでは各大本山をはじめ当宗寺院に由来した季節の行事も取り上げられています。
ご希望の方は1部250円にて頒布いたしますので、法華宗宗務院(TEL03-5614-3055 FAX03-5614-3056)までお問い合わせください。(送荷料別、ただし10部以上は送荷料無料)
◆諭達(2023.08.13)
 今より約四年前、新型コロナウイルス感染症が全世界を巻き込み、人流を隔てました。人々は発熱するだけ、咳をするだけで邪険に扱われ、ニュースでは連日感染者数が発表され、感染するだけで悪と見なされ、差別的扱いをされておりました。東日本大震災後、絆という言葉と人と繋がろうとしていたあの言葉や思いやりはどこに行ってしまったのでしょうか。
 その後、マスク着用の徹底、人と人とのつながりを遮断し大切な命やものを失いながら少しずつ減少しました。
 このような時代の中、令和三年に宗祖日蓮大聖人聖誕八百年の聖年を迎えることとなりました。当宗内では、法要の規模を縮小、或いは延期など感染拡大防止対策を万全に、令和三年十一月に大本山本興寺様を皮切りとして翌四年四月大本山光長寺様、同年五月大本山本能寺様、同年六月大本山鷲山寺に於いて、更に令和五年二月には宗門に於いて記念法要が執り行うことができました。
 政府はコロナウイルスを令和五年五月八日から「五類感染症」に移行し、マスク着用も個人の判断に委ねられ、以前の生活が戻る兆しが見え始めています。外に目を向けると、今まで我慢していた人々が外に出て行き、催し物があれば今まで以上に人があふれ、人が何かを求めている気がいたします。そのような中で僧侶は何ができるのか。今まで中止や無くしてしまったこと、この数年やらなくてよかった行事を元に戻すことは容易なことではありません。
 宗祖の大願は言うまでも無く、「天下万民諸乗一仏乗と成て妙法独り繁昌せん時、万民一同に南無妙法蓮華経と唱うる」こと、全世界の一人一人がお題目を信じお唱えすることです。
 立正安国論にもある通り医療の発達していない宗祖の時代にも病が流行りました。しかし人々を救済せんがために妙法を弘め、弟子らにも弘めるよう教え、その通りに全国各地へと布教に赴いたのだと思います。
 我々はコロナというウイルスによって人格や考え方などが変わった、新しい時代を迎えるのかもしれません。しかし宗祖の教えは変わることはありません。変わって善いのは伝え方だけです。その時代、人に合わせ言葉を選び布教しなければ伝わっていきません。聖誕八百年を迎えられたという機に、広宣流布の大願を成就すべくお題目下種に邁進し、宗祖日蓮大聖人七百五十遠忌までの目標を立て行動し実現しましょう。
令和五年八月十三日
法華宗(本門流) 管長 大僧正 佐藤日賢
◆令和5年度 全国宗務所長会開催(2023.05.31)
全国宗務所長会が令和5年5月30日から31日にかけて法華宗宗務院で開催されました。全国13教区の宗務所長が集まり宗門興隆、地方宗務行政の円滑化について意見を交換しました。
◆第78次定期宗会開催(2023.05.25)
令和5年5月24日から25日までの2日間にわたり、第78次定期宗会が法華宗宗務院庁舎にて4年ぶりに開催されました。)
今次宗会では14議案が上程され議論が重ねられました。
(2023.02.07)
 2月6日トルコ南東部において、マグニチュ-ド7.8規模の大地震が発生し、トルコとシリアの両国で多数の死者がでていることが伝えられております。お亡くなりになった方々に衷心より哀悼の意を表しますとともに、負傷された多くの方々に心よりお見舞い申し上げます。また、一刻も早く安寧な生活を取り戻せますよう切に祈念いたします。
法華宗(本門流)宗務院
大本山 光長寺
大本山 鷲山寺
大本山 本能寺
大本山 本興寺
◆毎年ご好評を頂いております宗祖日蓮大聖人御聖訓カレンダー(令和5年版)が完成いたしました。(2022.10.28)
  毎月、一訓「日蓮大聖人のおことば」が掲載されております。カレンダーの暦の部分は切り離しできますので、心に残ったお言葉を残しておくことも可能です。ご希望の方は1部250円にて頒布いたしますので、法華宗宗務院(TEL03-5614-3055 FAX03-5614-3056)までお問い合わせください。(送荷料別、ただし10部以上は送荷料無料)
◆令和4年度 全国宗務所長会開催(2022.05.25)
 全国宗務所長会が令和4年5月24日から25日にかけて法華宗宗務院で開催されました。全国13教区の宗務所長が集まり宗会の報告と宗門興隆、地方宗務行政の円滑化について意見を交換しました。
◆第77次定期宗会開催(2022.05.18)
  令和4年5月17日から18日までの2日間にわたり、浅草ビューホテルで第77次定期宗会が開催されました。金井新内局にとり初めての宗会となりました今次宗会では13議案が上程され議論が重ねられました。
◆諭達
 「夫仏法を学せん法は必ず先づ時をならうべし」
 我が法華宗宗祖日蓮大聖人『撰時抄』のお言葉です。この御遺文がお示しのように、大聖人は仏法が弘まるのには時(時代)というものが重要だと強く意識されておられました。大聖人の御在世は天災・飢饉・疫癘・闘諍の絶えない時代であり、大聖人はそれらの由来と救済を経典に求め、やがて法華経流布による一天四海皆帰妙法の世界の実現による救済、即ち「立正安国」をお唱えになられたのです。
 さて、翻って現代の世相を観じますと、毎年のように各地で自然災害が発生し、新型コロナ感染症も一向に収束が見えない状況です。また、ロシアによるウクライナ侵攻をはじめとして世界中で紛争が起こり、人々の心の荒廃は深まるばかりであります。どれだけ科学が進歩し便利な世の中になろうとも、現代が大聖人御在世と同様に末法であることは疑いようがないのです。ならば私たち法華宗宗徒は大聖人の御生涯を今一度仰ぎ見、その御教えを実践していかなければならないのではないでしょうか。
 大聖人は『開目抄』にて「我れ並びに我弟子諸難ありとも疑う心なくば自然に仏界にいたるべし。天の加護なき事を疑わざれ。現世の安穏ならざる事をなげかざれ」と戒めておられます。「信」は法華宗の根幹です。大聖人の御教えがどれだけ正しくとも、現代にそれを弘通する僧侶ひとりひとりがそれを心から信じていなければ布教などできないのです。私たちは上記に挙げた諸問題を、どこかで自分とは関係ない出来事だと考えてはいないでしょうか。政治や経済、外交によって解決すべきなどと考えてしまっていないでしょうか。先にも述べましたように大聖人の御教えは「立正安国」です。立正なければ安国はありえないのです。
 法華宗の根本規範である宗法は、その第四条に「教義」として、「開迹顕本法華経本門八品の教旨により上行所伝三大秘法総在の南無妙法蓮華経を末法の衆生に下種することをその大要とし、行学二道に励むべしとの聖訓に基き、異体同心して唱題修行することを信条とする」とあります。宗内各聖におかれましては、これら教義の実践が世界の平和の礎となり、立正安国の社会の実現に近づくのだということを改めて認識され、益々の勇猛精進を祈念し、管長就任の辞とします。
令和四年五月十三日
法華宗(本門流) 管長 大僧正 桃井日英
(2022.03.03)
 令和四年二月二十四日に勃発した、ロシア連邦によるウクライナへの軍事行動に対し、犠牲となられた全ての皆様に深く哀悼の意を表しますと共に一刻も早い終結、関係改善、世界平和をお祈りいたします。
法華宗(本門流)宗務院
大本山 光長寺
大本山 鷲山寺
大本山 本能寺
大本山 本興寺
◆新内局発足(2022.01.20)
 新内局は金井孝顕宗務総長(神戸市 感應寺住職)の下、清水常光教学部長(尼崎市 本成院住職)、三吉廣明布教部長(世田谷区 妙壽寺住職)、平田義生総務部長(横浜市 本光寺住職)、久野晃秀財務部長(台東区 本性寺住職)、吉崎長生企画部長(渋谷区 立正寺住職)が1月20日に就任し、法華宗(本門流)の金井新内局が発足しました。
◆毎年ご好評を頂いております宗祖日蓮大聖人御聖訓カレンダー(令和4年版)が完成いたしました。(2021.11.14)
  毎月、一訓「日蓮大聖人のおことば」が掲載されております。カレンダーの暦の部分は切り離しできますので、心に残ったお言葉を残しておくことも可能です。ご希望の方は1部250円にて頒布いたしますので、法華宗宗務院(TEL03-5614-3055 FAX03-5614-3056)までお問い合わせください。(送荷料別、ただし10部以上は送荷料無料)
◆【大本山 本興寺】大宝物展のご案内 -中止のお知らせ-(2021.10.13)
大本山本興寺で例年11月3日に行われます虫干会・三光祭ですが新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から本年は宝物殿の拝観を中止し、 一般の参加をご遠慮頂いております。
◆令和3年度 全国宗務所長会開催(2021.06.25)
 全国宗務所長会が令和3年6月24日から25日にかけて法華宗宗務院で開催されました。全国13教区の宗務所長が集まり宗会の報告と宗門興隆、地方宗務行政の円滑化について意見を交換しました。
◆第76次定期宗会開催(2021.06.17)
 令和3年6月16日から17日までの2日間にわたり、浅草ビューホテルで第76次定期宗会が開催されました。昨年に続き新型コロナウィルスによる影響で一か月遅れの開催となった今次宗会では14議案が上程され議論が重ねられました。
◆第139代管長に大本山本興寺小西日遶猊下が就任し、管長推戴式奉修(2021.2.25)
 2月13日法華宗第139代管長に大本山本興寺小西日遶猊下がご就任され、同月25日大本山本興寺本堂で管長推戴式が貫首重任式・御開山会とあわせ宗務内局、寺院僧侶参集のもと奉修されました。古式に則り、宗務総長二瓶海照台下より推戴状、管長印、管長歴譜等が手渡され、諭達の御発声がありました。

◆諭達
 宗祖日蓮大聖人は、「日蓮は、貞応元年壬午安房国長狭郡東条郷の生まれ也」(『波木井殿御書』)と記しておられ、今年二月十六日聖誕八百年の聖年を迎えます。私達がこの慶事に遇えますことは誠にありがたいことです。
 八百年前のこの日、大難四ケ度小難屡々という法難を受け乍ら、本化上行菩薩人界応生の修行者として、我不愛身命但惜無上道の生涯を過ごされた大聖人が誕生されました。「日蓮は去る建長五年四月二十八日より、今弘安三年十二月にいたるまで二十八年が間、また他事なし。只妙法蓮華経の七字五字を日本国の一切衆生の口に入れんとはげむばかりなり」(『諌暁八幡抄』)とあるように、広く題目口唱を人々に勧める御一生でありました。 大聖人は当時の世情について、「近年より近日に至るまで天変地夭飢謹疫癘遍く天下に満ち広く地上に迸る、牛馬巷に斃れ骸骨路に充てり」(『立正安国論』)と、天空の異変、地上では地震、飢饉、疫病が流行り、さらには「去年の春より今年の二月中旬まで疫病国に充満す。十家に五家、百家に五十家、皆やみ死し、或は身はやまねども心は大苦に値へり。やむ者よりも怖し」(『松野殿御返事』)と疫病の犠牲者の多さと、さらに病まぬ人々の心の苦しみを著され、その混乱の中でも法華経への信心を説かれました。
 今日我国はじめ世界では新型コロナウイルスが流行しており、感染者増加の速さは大聖人御在世の時もかくやと思われます。先ずはコロナ禍により犠牲になられた方々の御冥福と、感染された皆様の早期回復をお祈り申し上げます。
ところでコロナ禍は、人々の健康を損ね時に死に至らしめるのみではなく、世の中に不安と不信を広めております。さらに国の組織としての医療体制の問題や医療崩壊の可能性など、今日まで放置したり効率を求めたことから派生した問題が山積しているようです。この時に私達法華宗の信者はどのように行動すべきでしょうか。
 「法華経に云く、もし俗間の経書、治世の語言、資生の業等を説かんも、みな正法に順ずと」(『災難対治抄』)また、「御みやづかいを法華経とをぼしめせ。一切世間の治生産業はみな実相と相違背せずとは此れなり」(『檀越某御返事』)とある如く、法華経は信仰の為のみにあるのではなく、私達の日常生活の指針となる教なのです。聖誕八百年の聖年は、大聖人畢生の願いである一天四海皆帰妙法の実現に向かう出発点であります。「日蓮さきがけしたり、和党ども二陣三陣つづきて」(『種種御振舞御書』)と大聖人は叱咤激励しておられます。法華宗の僧俗は、先ず己が信心を見つめ、大聖人の御言葉に従い法華経広宣の為に進もうではありませんか。宗門諸聖各位檀信徒皆様の勇猛精進を期待致します。
 宗祖聖誕八百年の吉辰を迎え、所感の一端を述べ諭達と致します。
令和三年二月十三日 法華宗(本門流)管長 大僧正 小西日遶
◆毎年ご好評を頂いております宗祖日蓮大聖人御聖訓カレンダー(令和3年版)が完成いたしました。(2020.11.1)
  毎月、一訓「日蓮大聖人のおことば」が掲載されております。カレンダーの暦の部分は切り離しできますので、心に残ったお言葉を残しておくことも可能です。ご希望の方は1部250円にて頒布いたしますので、法華宗宗務院(TEL03−5614−3055 FAX03−5614−3056)までお問い合わせください。(送荷料別、ただし10部以上は送荷料無料)
◆令和2年度 全国宗務所長会開催(2020.06.26)
  全国宗務所長会が令和2年6月25日から26日にかけて法華宗宗務院で開催されました。任期改正により全国13教区の新宗務所長が集まり宗門興隆、地方宗務行政の円滑化について意見を交換しました。
◆第75次定期宗会開催(2020.06.19)
 令和2年6月18日から19日までの2日間にわたり、宗務院庁舎とロイヤルパークホテルで第75次定期宗会が開催されました。新型コロナウィルスによる影響により一か月遅れの開催となった今次宗会では13議案が上程され議論が重ねられました。
◆新型コロナウイルスに関するお見舞い(2020.5.13)
 昨年末以来、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的に拡大しております。日本もその例外ではなく、社会全体が大きな打撃を受けております。
 同感染症により、尊い命を失われた皆様に深く哀悼の意を捧げます。
 罹患された皆様におかれましては、一日も早いご回復をお祈りいたしますとともに、ご家族様、関係者の皆様に、こころよりお見舞い申し上げます。
 また極限に近い状況の中で治療にご尽力頂いている医療関係者の皆様、ならびに緊急事態の中にあっても、私たちの生活を支えてくださっている諸関係機関の皆様に、深く敬意を表します。
 感染の拡大、緊急事態宣言に伴う自粛の中で、ご不安をかかえ、また生活に影響を受けられている皆様におかれましては、ご心痛、如何ばかりかとお察し申し上げます。
 この世界的な危機は、感染症という一面のみならず、経済的にも、精神的にも私達を苦しめております。この未曾有の事態の中、我々法華宗徒は、何が出来るでしょうか。
 今我々が出来ることは、菩薩行であります。「自分は大丈夫」や「自分さえ感染しなければ良い」という自己中心主義ではなく、他人を思い、自ら律し、多くの苦しんでいる方々のことを我がことと思い、心を寄せ、お題目をお唱えすること、これこそが我々法華宗徒の為すべきことと考えます。
 新型コロナウイルス感染症の一刻も早い収束と、治療法、予防法の確立を心から祈念申し上げます。
法華宗(本門流)宗務院
大本山 光長寺
大本山 鷲山寺
大本山 本能寺
大本山 本興寺
◆第33回法華宗教学研究発表大会における新型コロナウイルス対応について(2020.2.20)
 第33回法華宗教学研究発表大会の開催につきまして新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響を鑑み、ご参加の皆さまおよび関係者の健康を第一に考えた結果、研究発表大会の中止を決定いたしました。
 すでに申し込みを済ませた方には個別にご案内をさせて頂きます。
 発表大会を楽しみにしていた方には、大変ご迷惑をおかけいたしますこと深くお詫び申し上げます。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
◆第138代管長に大本山光長寺原井日鳳猊下が就任し、管長推戴式奉修(2019.11.19)
  11月13日法華宗 第138代管長に大本山光長寺原井日鳳猊下がご就任され、同月19日大本山光長寺本堂で管長推戴式が宗務内局、多数の寺院僧侶参集のもと奉修いたしました。宗務総長二瓶海照台下より推戴状、管長印、管長歴譜等が手渡されました。
◆諭 達
 「天の瞋るは人に失あればなり」。宗祖御書『法華取要抄』の一節である。
 今日の世の難題を言わば気候変動がある。南方に発生する台風は毎年増大・強大化し、豪雨・暴風の来襲は止む事がない。日本のみならず北極の氷解・欧州の異常高温はじめアマゾンの大火災等、地球環境の破壊は尋常ではない。世界の識者は既に「気候非常事態宣言」(CED)の運動を展開している。我国では災害は自然現象として避けられないと、防災・復興に対する目先の対策に追われているが、この災害の原因を考える心ある人々は、近年の人間活動を起源とする温室効果ガスによる地球温暖化の結果であると見て非常事態の警鐘を鳴らすのである。
 しかし世界の多くの為政者は「自国経済第一主義」を豪語し、地球環境より自国経済の利益を追求して憚らない。
 宗祖は逸早く天変地異は天の瞋りの現れであり、その原因は人の心の罪とせられた。自国利益のために大量に排出したガス、プラスチックが大気・海洋を汚染して地球規模となり、その害毒が全ての人間に還って来ている。
 法華経の「三車火宅」の比喩のように、地球という逃げ場のない家で火事が起こっているので、世界の良識・科学者達やスウェーデンの女子高生まで火事だと叫んで知らせているのだ。
 我等法華宗徒は「娑婆即寂光」を希求する者である。今末法の危機は「飽くなき利益に走る」人間の(失)「貪・瞋・痴」が起こした災害の中にいることである。
 今日地球環境の蘇生を実現させるためには先づ地球人の心の蘇生がなければならない。これを小職は永年訴えた。「蘇生」とは抽象論であってはならない。末法には「地涌の菩薩」の働きが鍵である。仏教は仏事としての機能と同時に思想としての機能を果たさなければならない。現状仏教寺院の維持・経営は難しい時代に入り、世間の波に洗われている。仏法が世間(社会)に的確な思想で応えてこなかった「失」は無いだろうか。
 当宗はその重要回答を有している。それが「菩薩行の実践」である。
 菩薩行の実践には現代科学の直面する世界の難題と接点を結ばなければならない宿命がある。それは人種・宗教・国境を越えて重要である。
 我等は信行の菩薩行(唱題)と報恩行の菩薩行(供養)を車の両輪として衆生の命を大切にする持続可能社会の実現(蘇生)を世に提唱しなければならない。これは我等宗門の使命と存じ、謹みて管長就任の挨拶といたします。
   令和元年十一月十三日 法華宗(本門流)管長 大僧正 原井日鳳

◆毎年ご好評を頂いております宗祖日蓮大聖人御聖訓カレンダー(令和2年版)が完成いたしました。(2019.11.1)
毎月、一訓「日蓮大聖人のおことば」が掲載されております。カレンダーの暦の部分は切り離しできますので、心に残ったお言葉を残しておくことも可能です。ご希望の方は1部250円にて頒布いたしますので、法華宗宗務院(TEL03-5614-3055 FAX03-5614-3056)までお問い合わせください。(送荷料別、ただし10部以上は送荷料無料)

◆平成31年度(令和元年度)全国宗務所長会開催(2019.06.03)
 全国宗務所長会が令和元年5月29日から30日に法華宗宗務院で開催されました。全国13教区の宗務所長が集まり宗門興隆、地方宗務行政の円滑化について意見を交換しました。

◆第74次定期宗会開催(2019.05.23)
 令和元年5月21日から23日までの3日間にわたり、宗務院庁舎で第74次定期宗会が開催されました。今次宗会では14議案が上程され議論が重ねられました。
◆諭 達
 平成の始まりである平成元年一月八日は、法華宗にとっては当宗規則に従い、大本山鷲山寺貫首藤田日淨猊下が第百十二代管長にまさに就任した日である。
 戦争の時代であった昭和を終え、平成の始まりに発せられた諭達で藤田管長は、世界平和達成に向かって御題目の弘通広宣を示された。
 平成の時代は、日本にとって戦争のないものとなったが、阪神淡路大震災、東日本大震災という巨大地震が発生し、地球規模の環境破壊のためか毎年のように自然災害が日本各地であり様々な災害に見舞われた時代となった。
 また技術発展と向上によって社会様式に大きな変化がもたらされたが、その反面で利便性と生産性のみを追求したためか、人々の心は枯渇してしまった。
 新元号「令和」は「初春の令月にして、氣淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す。」に基づくものであり、国書である『万葉集』が出典である。
 その意味するところは、平成の時代に日本が迎えた少子高齢化・人口減少という問題や世界規模で国と国が混ざり合う国際化という状況で、日本の人々の美しい心が和をもって集うことで、新たな文化が生まれ育つというものであり、日本人の民族性を今一度取り戻そうというものである。
 七百六十六年前の建長五年に小湊の清澄山において宗祖日蓮大聖人が末法の衆生救済のため、立正安国の理念に基づいて本門八品上行所伝の南無妙法蓮華経の御題目を唱え開宗宣言をされて以来、我々法華宗宗徒が目指すものは何時の時代においても宗祖の本意に基づき御題目を弘通広宣し、文化・民族性だけでなく、末法の衆生である人々の心を今一度蘇らせることでなければいけない。
 皇位継承に伴う新元号施行に際し、宗内各聖、檀信徒各位の益々の信心増進を祈念し、宗祖の御題目を幾多の先聖先師が時代を越えて伝えられ我々が受け継いできたように、我々もまた次なる時代に伝えんがために勇猛精進せられんことを要望し諭達とする。
令和元年五月一日 法華宗(本門流) 佐藤日賢

◆特達第一号  令和元年五月一日
法華宗宗務総長  二 瓶 海 照
僧侶及び檀信徒中
 本日、平成天皇の退位にあたり、新天皇が即位され、元号が「令和」として施行されました。
 法華宗管長佐藤日賢猊下は、法華宗宗徒僧俗に向けて諭達を発し、平成の時代から次なる時代に移ろうとも、建長五年に宗祖日蓮大聖人が唱題開宗された本意に基づいて後世に御題目を伝えなければならないと示されました。  令和三年二月十六日に宗祖日蓮大聖人御生誕八〇〇年の聖年を奉迎いたします。
 我々法華宗宗徒は、僧俗が一体となり、宗祖が本門八品上行所伝の御題目を末法の我々に示された御報恩に感謝し、管長猊下の諭達に応えるよう一層の精進を祈ってやみません。
以 上
上、特達する。
◆宗祖日蓮大聖人御聖訓カレンダー(2019年版)完売(2019.1月) たくさんのお問い合わせ、ありがとうございました。
◆毎年ご好評を頂いております宗祖日蓮大聖人御聖訓カレンダー(2019年版)が完成いたしました。(2018.11.1)
毎月、一訓「日蓮大聖人のおことば」が掲載されております。今回のカレンダーの聖訓は興隆学林教授である和田晃尚先生に筆を執って頂きました。また挿絵は以前に無上道の表紙絵を担当して頂いていた藤原美貞先生の作品を掲載させて頂いております。ご希望の方は1部200円にて頒布いたしますので、法華宗宗務院(TEL03-5614-3055 FAX03-5614-3056)までお問い合わせください。(送荷料別、ただし100部以上は送荷料無料)
◆第73次定期宗会開催(2018.06.08)
平成30年5月23日から25日までの3日間にわたり、法華宗宗務院で第73次定期宗会が開催されました。今次宗会では宗祖日蓮大聖人聖誕800年にむけてなど、14議案が上程され議論が重ねられました。
◆平成30年度全国宗務所長会開催(2018.06.08)
全国宗務所長会が平成30年5月30日から31日に法華宗宗務院で開催されました。全国13教区の宗務所長が集まり宗門興隆、地方宗務行政の円滑化について意見を交換しました。
◆東日本大震災 犠牲者慰霊・被災地復興祈願法要奉修(2018.4.1)
3月12日、東京・法華宗宗務院の仏殿において「東日本大震災 犠牲者慰霊・被災地復興祈願法要」が宗務総長二瓶海照台下導師の下奉修されました。総長台下は「人々の心より戦後最大規模の大震災を風化させないためにも、私たちは今後も被災された方々に寄り添い、心安らかな時間が一時でも増えるよう被災地の復興祈願を続けていく所存です」と述べられました。
◆第31回法華宗教学研究発表大会開催(2018.4.1)
3月7日、京都市のメルパルク京都において第31回法華宗教学研究発表大会が開催されました。本年は研究発表のほか、十年ぶりの受賞となる桂林学術賞の記念講演(藤村泰介師)と日蓮聖人の浄土観についての特別講演(山野俊郎先生)が行われ、盛会のうちに締め括られました。
◆毎年ご好評を頂いております宗祖日蓮大聖人御聖訓カレンダー(平成30年)が完成いたしました。(2017.10.21)
毎月、一訓「日蓮大聖人のおことば」が掲載されており、挿絵には法華経を信仰された方や法華経に関係の深かった方が描かれております。
カレンダーの暦の部分は切り離しできますので、お気に入りのお言葉を残しておくことも可能です。ご希望の方は1部220円にて頒布いたしますので、法華宗宗務院(TEL03-5614-3055 FAX03-5614-3056)までお問い合わせください。(送荷料別、ただし100部以上は送荷料無料)
◆第136代管長に大本山本能寺桃井日英猊下が就任(2017.5.13)
平成29年5月13日、法華宗 第136代管長に大本山本能寺桃井日英猊下がご就任され、午前11時より、大本山本能寺本堂で管長推戴式が宗務内局、多数の寺院僧侶参集のもと奉修され、宗務総長二瓶海照台下より推戴状、管長印、管長歴譜等が手渡されました。法華宗の管長は当宗の儀表として四大本山貫首に1年3ヶ月毎に輪番で就任しています。
◆【大本山 本興寺】大宝物展のご案内(2016.10.28)
大本山本興寺 虫干会 大宝物展のご案内を掲載しました。
◆東日本大震災犠牲者慰霊法要並復興祈願法要奉修(2016.4.1)
3月15日、岩手県上閉伊郡大槌町の旧役場庁舎前において東日本大震災犠牲者慰霊法要並復興祈願法要が宗務総長二瓶海照台下導師の下奉修されました。大槌町では1285名の方が犠牲になられた。総長台下は追悼慰霊文の中で、今後とも犠牲者への追善供養と被災された方々に寄り添い続け、また「生」あることのありがたさを感じ、今後いかに生きていくかを内省しなくてはならないと述べられました。
◆第29回法華宗教学研究発表大会開催(2016.4.1)
3月9日、京都市のキャンパスプラザ京都において第29回法華宗教学研究発表大会が開催された。冷たい雨がふるあいにくの天候ではあったが、宗内外から多数の方々が出席された。今回は室町期における地方の寺院と宗教というテーマのもと、室町~戦国時代の法華宗と都鄙社会―「戦国仏教」の視点から―と題して専修大学教授湯浅治久先生が講演された。
◆第135代管長に大本山本興寺小西日遶猊下が就任(2016.4.1)
平成28年2月13日、法華宗 第135代管長に大本山本興寺小西日遶猊下がご就任され、2月25日午前11時より、大本山本興寺本堂で管長推戴式が宗務内局、多数の寺院僧侶参集のもと奉修され、宗務総長二瓶海照台下より推戴状、管長印、管長歴譜等が手渡されました。法華宗の管長は当宗の儀表として四大本山貫首に1年3ヶ月毎に輪番で就任しています。
◆大本山本興寺 信行勧学院落慶法要奉修(2015.11.1)
平成27年9月30日、秋晴れの中、檀信徒の研修施設である「信行勧学院」の落慶法要が大本山本興寺小西日遶猊下導師のもと、大本山光長寺石田日信猊下、大本山本能寺菅原日桑猊下、大本山鷲山寺平田日範猊下、宗務総長二瓶海照台下を迎え、多数の宗内僧侶、檀信徒が参集する中で盛大に奉修された。 この「信行勧学院」は平成26年に落慶した興隆学林専門学校の寄宿舎機能も有しており、旧校舎があった大本山本興寺の境内地に建設された。建物は4階建てで1階は主に駐車場、2階に会議室や大講堂、3階に食堂、4階に学林生の寄宿室が備えられている。
◆法華宗布教法式研修会(法話)開催(2015.11.1)
平成27年9月7日、8日、東京都法華宗宗務院において法華宗主催による布教法式研修会が開催された。今回は特に法話技術の攻究を目的に開催され、東京近郊在住の有志僧侶8名が参加した。開催がお彼岸前ということもあり、「彼岸」をテーマに15分~20分間の法話を行い、これをもとに講師から技術的な指導が行われた。2日目には講師による高座説法の実演が行われた。
◆ネパール大地震に対する義捐金を全日本仏教会へ寄託(2015.11.1)
去る平成27年4月25日、ネパールを襲った大地震に対し、法華宗に寄せられた義捐金100万円を9月18日公益財団法人全日本仏教会へ寄託した。当日は宗務総長二瓶海照台下、教学部長三吉廣明部長が全日本仏教会へ赴き、担当者へ義捐金を託された。
◆ほっけしゅうの絵本『ゆめのとびら』頒布中(2015.06.10)
ほっけしゅうの絵本『ゆめのとびら』
法華宗教化センターが編集しました絵本『ゆめのとびら』がこのたび完成しました。
この本は3歳から小学校入学前の子どもたちを対象に「ほとけさまの教え」をわかりやすくお伝えすることを目的に作成されました。内容は、男の子が夢の中の世界でいくつもの部屋の扉を開け、色々な世界(欲望にまみれた世界、怒りと苦しみの世界など)をのぞいて回るというお話です。(ハードカバー、本文24ページ)
 お求めは菩提寺・宗内の寺院、教会、布教所、または法華宗宗務院内法華宗教化センターまでお問い合わせ下さい。(TEL03-5614-3055 FAX03-5614-3056)
1~99冊 1,000円
100~299冊 800円
300冊以上 700円 (いずれも送荷料別)
※数に限りがございますので、お早めにお申し込みください。
◆第69次定期宗会開催(2015.06.10)
平成27年5月19日から21日までの3日間にわたり、法華宗宗務院で第69次定期宗会が開催されました。今次宗会では5部長制や宗費一部改定など、17議案が上程され議論が重ねられました。
◆平成27年度全国宗務所長会開催(2015.06.10)
全国宗務所長会が平成27年5月27日から28日に法華宗宗務院で開催されました。全国13教区の宗務所長が集まり宗門興隆、地方宗務行政の円滑化について意見を交換しました。
◆大本山光長寺 三聖人御遠忌大法要のお知らせ(2015.03.20)
沼津・大本山光長寺では、本年4月5・6日の両日、当山開基のおひとりである日春聖人の700遠忌、法運中興と称する日隆聖人(京都・大本山本能寺、尼崎・大本山本興寺御開山)と日朝聖人(光長寺塔頭東之坊第5世)の550遠忌大法要を営みます。皆様お誘いあわせ、ご参詣ください。
◆教学研究発表大会が盛大に開催(2015.03.20)
2月9日、京都市のホテル本能寺において第28回法華宗教学研究発表大会が開催された。時折、雪がちらつくなかでの開催となったが、会場には僧侶だけではなく、熱心な檀信徒の姿も多数みられた。今回は室町・江戸期における都市と宗教の関連性に着目した企画がなされ、京都大学人文科学研究所准教授の岩城卓二先生、関西大学非常勤講師の天野忠幸先生が講演されました。
[2014.12.26]第28回法華宗教学研究発表大会開催決定
法華宗教学研究発表大会が平成27年2月9日(月)、京都市のホテル本能寺会館で開催されます。28回目を数える今回は宗内僧侶8名が歴史や教学などに関する独自の研究発表を行う他、京都大学人文科学研究所准教授の岩城卓二先生、日本学術振興会特別研究員の天野忠幸先生から室町・江戸期における都市と宗教の関連性に着目した特別講演を企画しております。参加を希望される方は法華宗宗務院内教学研究発表大会事務局(03-5614-3055)までご連絡ください。
[2014.12.26]宗務院の年末年始の業務について
平成26年の業務は12月26日までとなっております。平成27年1月8日を仕事始めとさせていただきたいと思います。何卒よろしくお願いいたします。なお急用の方は03‐5614‐3055にお電話いただき、留守番電話に御名前と御連絡先と御用件をお入れください。職員が後日対応させて頂きます。
[2014.12.08]第134代管長に大本山光長寺石田日信猊下が就任
平成26年11月13日、法華宗 第134代管長に大本山光長寺石田日信猊下がご就任され、翌日11月14日、大本山光長寺本堂で管長推戴式が宗務内局、門末寺院僧侶参集のもと奉修され、宗務総長二瓶海照台下より推戴状、管長印、管長歴譜等が手渡されました。法華宗の管長は当宗の儀表として四大本山貫首に1年3ヶ月毎に輪番で就任していただきます。以下に法華宗徒に発せられた石田猊下の諭達を掲載いたします。
〜諭達
我ら法華宗徒就中僧侶が常に心に存しなければならないことは 日蓮大聖人ここに在ませば このことをどう仰せられるであろうかと 虚心に自問自答することではないだろうか 個々人だけのことでない 教団としても常にこのような態度が保持されていなければならないと考える 世の事象は万別簡単に答えの出るものではないという批判があるだろう 然しこの心を常に大事としなければならない
 現代という時代の只中に生きて 我ら人類の未来に恐れを感じざるを得ない ダイナマイトを開発したノーベルは自責の念をもってノーベル賞を遺した 科学の知見は不治といわれた病を治癒し人類に光明を灯した その知見はまた優生学の名の下に命の選別を行い ついに生命の創作に足を踏み入れようとしている 科学知の光と陰という その科学知も詮ずるところ経済価値の支配下となっているのではないか 便利幸福を追求し終に地獄の門を開く 科学知が地獄を開くのではない 人の心が地獄を開くのである
 五濁悪世という 見濁強盛という 煩悩濁熾烈という言葉を知っていることが仏教ではない 日蓮大聖人の仏教は知見を身口意に行動する仏教である
 理想という衣を纏った欲望が地球を破壊し 人倫を破壊に導く 今宗教の存在が問われている 足下をみつめ日蓮大聖人に聞こう 現にここにこの苦しみがあり この悲しみがあり この恐れがある 日蓮大聖人はこの苦しみ悲しみ恐れに対しどのように仰せられるであろうか 真摯に唱題自問自答したい 日蓮大聖人の教えを戴き 行動を模索し 各々がその所住の場において一歩を踏み出したい
 日蓮大聖人の仏教は 斯の人世間に行じて能く衆生の闇を滅する大燈明である 日蓮大聖人の門弟は流される人間であってはいけない 大いなる自覚と自信をもって流れの中に立とう 存念を述べ管長就任の辞とします
平成二十六年十一月十三日
法華宗(本門流)管長 石田日信
[2014.07.07]法華宗サンフランシスコ仏教会開堂45年記念 団体参拝
団長とする参拝団58名が渡米しました。同教会では大本山本能寺貫首菅原日桑猊下導師のもと日隆聖人550遠忌慶讃法要が、続いて法華宗管長平田日範猊下大導師のもと同教会開堂45年記念法要が奉修されました。記念法要では、遷化された開教師各上人の自受法楽と同教会の益々の発展が祈念されました。会場を移して行われた祝賀会には100名以上が出席され、大いに親睦を深められました。
[2014.07.07]興隆学林新校舎上棟式 奉修
平成26年6月2日、法華宗の僧侶養成機関である興隆学林専門学校の新校舎上棟式が奉修された。大導師に法華宗管長平田日範猊下、脇導師に大本山光長寺石田日信猊下、大本山本能寺菅原日桑猊下、大本山本興寺小西日遶猊下、宗務総長二瓶海照台下、大平宏龍学林長を迎え、興隆学林校舎建築委員、法華学園評議員、近隣教区の僧侶、学林生や工事関係者など、およそ100名が出席した。御宝前には棟札が備えられ、工事の順調な進行が祈念された。
[2014.04.07]第27回 法華宗教学研究発表大会開催
3月14日、第27回法華宗教学研究発表大会が東京国際フォーラムを会場に開催された。当日は宗内僧侶に加え、日蓮門下の僧侶や檀信徒などで会場が一杯となった。午前中は30代の若い僧侶の、そして午後からはベテランの僧侶の研究発表が行われた。研究発表に続いて〈大覚大僧正再発見〉のテーマのもと、大覚大僧正研究の第一人者である日蓮研究所の都守基一先生と奈良大学の河内将芳先生をお招きし特別講演が行われた。会場を埋め尽くした聴衆は朝から夕方まで長時間にわたる研究発表・特別講演にも関わらず、熱心に耳を傾け、時折メモをとるなどする姿が見られた。
[2014.04.07]東日本大震災慰霊法要厳修
東日本大震災から丸3年の月日を経ようとする平成26年3月10日、当宗の被災寺院の一つである茨城県水戸市感応寺を会場に法華宗宗務院主催による東日本大震災慰霊法要が厳修された。法華宗宗務総長 二瓶海照台下の導師のもと、僧俗およそ40名の方々が、2万人を超える犠牲者を追悼し、被災地の一日も早い復興を祈念した。
[2014.03.05]『法華経の略要品』(大平宏龍著)ご好評につき再版いたしました。
「お経は何を書いてあるんですか?」多くの檀信徒の方々の問いに答えて、興隆学林専門学校学林長の大平宏龍先生が略要品と呼ばれる「方便品第二」の初めの部分と、「如来壽量品第十六」・「如来神力品第二十一」の偈頌(げじゅ)の部分をわかりやすく解説されています。お経についての様々な解説など、お経を読んでみたいという方、お経の意味を知りたい方などにおすすめの一冊となっております。
ぜひ、お手元においていただき信心増進の糧としてご活用いただければと思います。
【150頁:1部800円(送料別)】
[2014.02.10]第27回法華宗教学研究発表大会が開催されます
日頃の研究の成果を発表する第27回法華宗教学研究発表大会が法華宗宗務院・興隆学林専門学校の共催で以下の要項で開催されます。今回は6人の研究発表の他、昨春650遠忌を奉迎した大覚大僧正に関する講演を予定しております。ご多忙とは存じますが、皆様のご参加お待ちしております。  
日時   平成26年3月14日(金)午前10時~(9時30分受付)
場所   東京国際フォーラム ガラス棟 402会議室(有楽町駅徒歩3分)
会費   参加費3,000円、記念写真代1,000円、懇親会費3,000円
    
研究発表
●草木成仏における人間と自然の関係性の一考察渡部憲吾
●元禄津波について 平田義浩
●法華経と御鬮芹澤寛隆
●昭和初期における宗教統制についての一考察   ‐主に特高警察による取締を中心として- 藤井禎圓
●第八識下種についての一考察(6)    ‐『開迹顕本宗要集』を中心として-  清水俊匡
●法華経の行者の現世安穏の祖訓と日隆聖人の願文 近藤文政
●特別講演 『大覚大僧正 再発見』
●大覚大僧正と関東の日蓮教団 日蓮仏教研究所 主任 都守基一
●歴史資料に見る大覚大僧正   ‐日像菩薩を支えたその人脈と素顔‐ 奈良大学教授 河内将芳
以上 【申込方法】 参加希望の方は大会事務局(法華宗宗務院内)までお電話(03-5614-3055)またはFAX(03-5614-3056)でその旨をお伝えください。事務局より開催要項と参加費等の振込取扱票をお送りいたします。ご入金が確認された時点で参加受付となります。 ※会場の規定により当日の現金受渡しが不可であるため、当日の申し込みは出来ません。
第27回法華宗教学研究発表大会が開催されます[2014.02.10]
日頃の研究の成果を発表する第27回法華宗教学研究発表大会が法華宗宗務院・興隆学林専門学校の共催で以下の要項で開催されます。今回は6人の研究発表の他、昨春650遠忌を奉迎した大覚大僧正に関する講演を予定しております。ご多忙とは存じますが、皆様のご参加お待ちしております。
日時    平成26年3月14日(金)午前10時~(9時30分受付)
場所    東京国際フォーラム ガラス棟 402会議室(有楽町駅徒歩3分)
会費    参加費3,000円、記念写真代1,000円、懇親会費3,000円
 
研究発表
●草木成仏における人間と自然の関係性の一考察 渡部憲吾
●元禄津波について 平田義浩
●法華経と御鬮  芹澤寛隆
●昭和初期における宗教統制についての一考察   ‐主に特高警察による取締を中心として- 藤井禎圓
●第八識下種についての一考察(6)    ‐『開迹顕本宗要集』を中心として-  清水俊匡
●法華経の行者の現世安穏の祖訓と日隆聖人の願文 近藤文政
●特別講演 『大覚大僧正 再発見』
●大覚大僧正と関東の日蓮教団 日蓮仏教研究所 主任 都守基一
●歴史資料に見る大覚大僧正   ‐日像菩薩を支えたその人脈と素顔‐ 奈良大学教授 河内将芳
以上 【申込方法】 参加希望の方は大会事務局(法華宗宗務院内)までお電話(03-5614-3055)またはFAX(03-5614-3056)でその旨をお伝えください。事務局より開催要項と参加費等の振込取扱票をお送りいたします。ご入金が確認された時点で参加受付となります。 ※会場の規定により当日の現金受渡しが不可であるため、当日の申し込みは出来ません。
[2014.02.10]『葬儀‐送るいのちの儀式~伝えるべき日本人のこころ~』発刊
このたび、法華宗宗務院から『葬儀‐送るいのちの儀式~伝えるべき日本人のこころ~』(『無上道』編集部 葬儀問題編集班 著)が発刊されました。本書は平成22年に布教機関誌『無上道』で連載された特集企画「葬儀の意義を考える」を再編集したものです。「送るいのちの尊厳から生きるいのちの大切さを学ぶ」というテーマのもと「葬儀‐送るいのちの儀式」のあり方を見つめ直したものです。
 人は亡くなってしまえば目には見えません。亡き霊が険しい冥途の路を歩いていても見えません。ご飯が食べたくても、供養を求めていても見えないのです。しかし、生きている人間の「こころ」だって目には見えないではないですか。死者儀礼を目に見えないからといって、信じないでおろそかにする人は、生きている人の「こころ」をも信じず、おろそかにする人になってしまうではないでしょうか。(以上、本文抜粋) 葬儀の意義を考えるとともに今を生きる人の「いのち」、そして「こころ」について考える一助になればと思います。
【もくじ】
はじめに
●枕経
●湯灌、死に装束、納棺
●通夜
●葬儀
●埋葬
●四十九日忌
おわりに
【お申し込み方法】
A5判 全40ページ 冥加料1000円10冊送付いたします(送料別)。お求めの際はメール(mujodo@hokkeshu.or.jp 担当 宮村)、電話(03-5614-3055)、またはハガキ(〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-19-1 法華宗宗務院内 宮村宛)でお申込み下さい。お近くの法華宗寺院では1冊(冥加料100円)からのお求めが可能です。
[2013.05.20] 法華宗再興之唱導師日隆聖人第550遠忌御正当法要奉修
平成25年は法華宗再興之唱導師と称される日隆聖人の550遠忌の御聖年にあたり、全国各地の法華宗寺院において大法要が奉修されている。日隆聖人が開かれた尼崎市の大本山本興寺(5月3~5日)、京都市の大本山本能寺(5月5~7日)でも大法要が奉修された。50年の節目ということもあり、全国各地から僧侶ならびに檀信徒が参集し、御正当法要では参拝者が堂内に入りきらないほどの大変なにぎわいとなった。大本山本興寺では御正当法要の後、御開山堂において日隆聖人自ら開眼された日隆聖人の御尊像御開帳法要が営まれ、そのお姿が大衆の前に現わされた。一方、大本山本能寺では550遠忌と併せて創建600年記念法要も行なわれ、また「本能寺のD」と題してDancing(踊り)、Drumming(奏で)、Drawing(描く)。三人のアーティストが融合した新たな文化を発信するなど、文化芸術の発信地としての本能寺という側面も示された。 ※法要の詳しい様子は無上道7月号に掲載予定です。ご購読ご希望の方は法華宗宗務院(03-5614-3055)までご連絡ください。
[2013.05.20] 千鳥ヶ淵戦没者慰霊法要を奉修
千鳥ヶ淵戦没者慰霊法要を奉修
去る平成25年4月11日、千代田区にある千鳥ヶ淵戦没者墓苑において法華宗宗務総長 二瓶海照台下の導師の下奉修された。4月11日は昭和16年に法華宗の僧侶6名が宗祖・門祖の信仰を護り貫く為、起訴された『昭和法難』の日でもある。戦時下において信仰の燈を絶やさなかった多くの先師に想いを馳せ、戦没者への哀悼の意、そして今もなお世界各地で起こる紛争や戦争の早期解決への願いが本門八品の御題目に込められた。
[2013.04.12] 法華宗再興之唱導師 日隆大聖人第550遠忌慶讃大法要 お知らせ
本年は法華宗再興之唱導師 日隆大聖人第550遠忌の聖年に当たり、尼崎市にある大本山本興寺(5月3日~5日)、並びに京都市にある大本山本能寺(5月5日~7日)において大法要が厳修されます。皆様お誘いあわせの上ご参拝くださいますようお願い申し上げます。各大法要の詳しい内容等についてのお問い合わせは大本山本興寺寺務所(06-6411-3217)、大本山本能寺寺務所(075-231-5335)までご連絡ください。各大本山で行なわれる法要の日程は以下のようになっております。
○日隆大聖人550遠忌大法要日程
平成25年5月3日・4日・5日 於 大本山本興寺
5月3日 午後1時 歴代上人御年忌法要 並 御開山日隆大聖人第550遠忌奉迎法要
  午後3時 記念講話(講師・日遶猊下)
  午後5時 御開山日隆大聖人第550遠忌御逮夜法要
5月4日 午前6時

晨朝法要

  午前10時 御遠忌浄財志納者各家先祖追善法要
  午前10時半 法華千部浄財志納者各家先祖追善法要
  午前11時 御開山堂御真骨堂記念新加入法要
  午後1時 稚児お練り供養・記念説法(説法師・福田庸正)
  午後2時 御開山日隆大聖人第550遠忌御正當法要
  午後6時 御開山日隆大聖人第550遠忌立正安国祖願成就祈願法要、御尊像御開帳法要(御開山堂にて)
5月5日 午前6時 晨朝法要
  午前10時 永代新加入者追善法要
  午前11時 東日本大震災犠牲者第3回忌追善法要
  午後1時 法華千部国祷法要、御開山日隆大聖人第550遠忌記念大営繕完成奉告法要
○御開山日隆大聖人第550遠忌 本能寺創建600年記念慶讃大法要日程
平成25年5月5日・6日・7日 於 大本山本能寺
5月5日 午後2時 大本堂修復荘厳落成慶讃法要
  境域防災設備完成報告慶讃法要
  午後4時 御開山日隆大聖人第550遠忌御逮夜法要
  午後7時 イベント 本能寺のD 「踊る・描く・奏でる」
5月6日 午前6時 晨朝法要
  午前11時 御開山日隆大聖人所持御袈裟修復荘厳法要
  午後1時半  稚児練供養(本能寺会館出発)
  午後2時 御開山日隆大聖人第550遠忌御正當法要
  本能寺創建600年記念慶讃法要
  午後7時 イベント 本能寺のD 「踊る・描く・奏でる」
5月7日 午前6時 晨朝法要
  午前10時

御開山日隆大聖人550遠忌記念加入永代祀堂法要

  各種永代祠堂法要
  午後1時 千部会法要
  結願法要
[2013.04.02] 第26回 法華宗教学研究発表大会が盛大に開催
平成25年2月22日、キャンパスプラザ京都を会場に第26回法華宗教学研究発表大会が開催された。本年は法華宗再興之唱導師日隆聖人の第550遠忌の聖年に当たり、発表者の研究発表も例年に増して熱を帯びたものになった。また、午後からは「日隆聖人の西国布教」というテーマで、牛窓本蓮寺の調査を手掛けられ、岡山県の寺社の歴史に詳しい岡山県立美術館学芸課長の中田利枝子様、元興隆学林長 三浦日脩上人、そして法華宗管長 小西日遶猊下をお迎えし特別講演が企画された。当日は宗内僧侶を初め、他派僧侶や在家の方、総勢90名を超える方が発表者の声に耳を傾けていた。
[2013.04.02] 東日本大震災3回忌追悼慰霊法要厳修
東日本大震災から2年がたった平成25年3月11日、千葉県茂原市の大本山鷲山寺を会場に東日本大震災3回忌追悼慰霊法要が厳修された。法華宗管長小西日遶猊下を大導師に、副導師に大本山光長寺貫首 石田日信猊下、大本山本能寺貫首 菅原日桑猊下、大本山鷲山寺貫首 平田日範猊下、法華宗宗務総長 二瓶海照台下の御臨席を賜わり、僧俗総勢120名を超える方々が、犠牲者の追悼の意を捧げ、被災地の一日も早い復興を祈念した。また、地震発生時刻の14時46分には同寺の半鐘並びに梵鐘が撞かれ、有志による追善供養と復興を祈念する唱題がなされた。
 また、翌日には大震災から半年後に宮城県名取市閖上地区の日和山に建立した角塔婆が移転された福島県福島市の立正院において、法華宗宗務総長 二瓶海照台下 大導師のもと東日本大震災3回忌追悼慰霊法要が厳修された。法要前には同寺からおよそ1キロ離れた松川市街中心部から総勢30人以上の僧侶、檀信徒による街頭唱題行が行なわれた。法要後には境内に移転された角塔婆の前において一座法要が営まれた。
(法要の詳しい記事は無上道5月号に掲載予定です。ご購読ご希望の方は法華宗宗務院03-5614-3055までご連絡下さい)
[2013.04.02] 千鳥ヶ淵戦没者慰霊法要のご案内
法華宗では、平成5年より毎年4月に、東京都千代田区にある千鳥ヶ淵墓苑において、戦没者の慰霊法要を行っております。また、太平洋戦争戦時下において、法華宗の教義が国神不敬にあたるとして、昭和16年4月11日に6名の先師が検挙されました。これを昭和法難と呼び、追悼の意義も含め法要を行っております。
どうぞ皆様のご参拝をお待ちしております。
1.日時 平成25年4月11日(木)午前11時より
2.場所 「千鳥ヶ淵戦没者墓苑」(東京都千代田区三番町2)
3.服装 改良服・折五条・念珠 (一般の方は平服)
※当日の会費及び供物等はご遠慮いたします。
[2013.02.19]『法華宗 東日本大震災三回忌追悼慰霊法要』のご案内
謹啓  向春の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。  平成23年に発生した東日本大震災から2年の月日が経ちました。被災地の復興は未だ遅々として進まない状況であります。 法華宗では、三回忌を迎えるにあたり、被災地である千葉県大本山鷲山寺を会場とし、四大本山御貫首御臨席のもと、下記日程にて三回忌追悼慰霊法要を奉修いたします。 被災地の諸精霊へ供養をさせていただくとともに、日本のみならず世界中で頻発している災害除浄地祈願と、一日も早い被災地の復興を祈願したくご案内申し上げます。 僧俗一体となり異体同心のお題目をお唱えいたしたく、檀信徒お誘い合わせの上、ご参詣お待ち申しております。なお参詣希望の方は法華宗(本門流)宗務院(TEL03-5614-3055)までご連絡ください。
日時 平成25年3月11日(月)午前10時30分より
法要 大導師  法華宗管長  小西日遶 猊下
副導師  各大本山貫首猊下・宗務総長
会場 茂原市『大本山鷲山寺』千葉県茂原市鷲巣48 
TEL0475-22-2978
道順 JR外房線「茂原駅」南口下車。タクシー約10分
「鷲巣(わしのす)・鷲山寺(じゅせんじ)」と伝え、約1000円
また翌12日は、名取市閖上より角塔婆を移設した、福島市「立正院」での三回忌慰霊法要を奉修いたします。引き続き随喜参拝くださいますよう、重ねてお願い申しあげます。
日時 平成25年3月12日(火)午前11時より
法要 大導師  宗務総長 二瓶海照 台下
会場 福島市「立正院」 福島市松川町字信夫隠5
TEL024-567-4960
道順 JR東北本線「松川駅」下車 タクシー約10分
約1500円
[2013.02.19] 茨城県庁より感謝状を頂戴いたしました
去る平成24年11月26日、茨城県東京事務所次長 高塚和郎氏、主任 前浩史氏が来院され、当宗に東日本大震災に際しての義捐金に対する感謝状が贈られました。お二方からは感謝のお言葉だけではなく、茨城県の復興の光となるアンテナショップ(銀座一丁目)の開店のお話も伺うことが出来ました。皆さま足を運んでみてはいかがでしょうか。今後も被災地の早期復興を心よりお祈りいたします。
[2012.12.18] 法華宗宗務院からのお知らせ
平成24年の業務は12月27日までとなっております。1月は8日を仕事始めとさせていただきたいと思います。何卒よろしくお願いいたします。なお急用の方は03‐5614‐3055にお電話いただき、留守番電話に御名前と御用件をお入れください。職員が後日対応させて頂きます。
[2012.12.18] 学林生、大本山鷲山寺にて錬行に臨む
興隆学林後期錬行が大本山鷲山寺において11月27日から30日まで行なわれました。普段とは違った雰囲気の中、学林生は出来る限りの力で修行に励みました。30日の未明から行なわれた艮の勤行ではおよそ2時間にわたって学林生の熱のこもったお題目が言上されました。
[2012.12.18] Myoho Renge Kyo 妙法蓮華経 法華経ローマ字経本(2012年度版)刊行
妙法蓮華経 法華経ローマ字経本(2012年度版)
この度、法華宗教化センターより法華宗再興唱導師日隆聖人の第550遠忌の報恩奉行並びに海外布教の教材として『Myoho Renge Kyo‐妙法蓮華経‐』法華経ローマ字経本(2012年度版)(A5版99頁)が刊行されました。方便品第二、如来寿量品第十六(自我偈・訓読)、如来神力品第二十一(神力偈・訓読)や此経難持、以要言之をローマ字読みにしております。また、興隆学林学林長 大平宏龍先生による略要品の解説や宗祖御遺文の現代語訳の英訳が巻末に掲載されております。
お申し込みは法華宗宗務院内 法華宗教化センター(TEL 03-5614-3055 FAX 03-5614-3056)までお願いいたします。
頒布価格 1部1200円(送料別)
[2012.11.20] 平成25年版御聖訓カレンダーを頒布いたします
平成25年版御聖訓カレンダー
この度、勝劣派の統合協議会によって作成しました平成25年版御聖訓カレンダーが完成いたしました。月ごとに日蓮大聖人のお言葉が掲載されております。身近に大聖人のお言葉に触れることができるものになっております。1部160円(送料別)にて頒布いたします。ご注文は電話(03-5614-3055)またはFAX(03-5614-3056)にてお願いいたします。数に限りがございますのでお早めにお申し込みください。
[2012.11.01]『法華宗研究論集』発刊
法華宗研究論集
法華宗教学研究所が開設より50年を迎え、これを記念して初期の『桂林学叢』に掲載された論文を再録し、新たに執筆された論文など23本を掲載。また平成25年に迎える日隆聖人五百五十遠忌にむけて、巻末には慶林日隆聖人関係研究文献目録を収載した。
平成24年(2012)9月4日 第1刷発行å
A5版 613頁 13,000円(送料込)
[2012-10-09] 法華宗教学研究所開設50年記念遺徳顕彰報恩法要
法華宗教学研究所開設50年記念遺徳顕彰報恩法要
真夏を思わせるような陽気になった9月4日、大本山本興寺本堂において、法華宗管長 小西日遶猊下を大導師に仰ぎ、大本山光長寺 石田日信猊下、大本山本能寺 菅原日桑猊下、大本山鷲山寺 平田日範猊下の御臨席を賜り、内局はじめ教学研究所、宗内僧侶が多数出席し、また法華宗(真門流)の総長はじめ沢山の御来賓を迎え法華宗教学研究所開設 50年記念遺徳顕彰報恩法要が厳修された。一同に歴代の所長や所員の遺徳を顕彰し、今後の益々の発展を祈念した。
[2012-07-04] 法華宗法式作法研修道場開催
法華宗法式作法研修道場開催
6月5日から7日まで、大本山本能寺を会場に法華宗法式作法研修道場が開催され、興隆学林専門学校の講師や布教師会、声明研修会から選抜された会員、各大 本山の山務職員など約20名が参加した。この研修道場は、次世代に当宗の信仰と伝統に基づいた法式と作法を引き継ぐため、その指導者の錬成を目的として開 催された。研修内容は当宗声明の成立やそもそも声明とはいかなるものか。さらに所作・作法についての講義が行なわれた。その後講義の内容を踏まえて声明お よび作法の実技が何度も繰り返し行なわれた。
[2012-06-11] 平成24年度全国宗務所長会開催
5月30日から31日の2日間、東京の宗務院を会場に、平成24年度全国宗務所長会が開催された。本年度は宗務所長の改選期にあたり、全国13教区で選挙が行なわれ、新たに9名の所長(再選4人)が誕生し、宗門興隆、地方宗務行政の円滑化について意見を交換した。
[2012-06-11] 第66次定期宗会において声明文を発表
第66次定期宗会(5月22日~24日)の会期最終日の24日、法華宗(本門流)と法華宗(本門流)第66次宗会との連名で声明文が発表された。(以下原文)
声明文
一、立正安国の理念に基づき、東日本大震災被災地の復旧復興がすみやかに行なわれ、心身ともに安穏なる社会を目指して今後とも精進いたします。
一、東京電力福島第一原発事故の一日も早い収束を祈り、原子力発電にたよらない、持続可能な自然エネルギーによる社会の実現に向け、努力してまいります。

平成二十四年五月二十四日
法華宗(本門流)
法華宗(本門流)第66次宗会
[2012-06-11] 第66次定期宗会開催
平成24年5月22日より24日までの3日間、東京の宗務院で第66次定期宗会が開催された。本会議開始前には宗務院の御宝前において、法華宗管長 小西日遶猊下大導師のもと、本年4月に急逝された宗会議長 中山孝明(秀徳院日瑛)師をはじめ、任期中に遷化された青木日政(経王院日政)師、若林弘基(精励院日弘)師への自受法楽荘厳のお題目が挙げられた。今次 宗会では、東日本大震災や興隆学林校舎建築等16議案が上程され議論が重ねられた。
[2012-06-11] 第132代 法華宗管長に大本山本興寺貫首 小西日遶猊下が御就任
平成24年5月13日に第132代法華宗管長に就任された大本山本興寺貫首 小西日遶猊下の管長推戴式が5月15日、大本山本興寺本堂において厳粛に奉修された。式には前管長の大本山本能寺貫首 菅原日桑猊下をはじめ、大本山光長寺 石田日信猊下、大本山鷲山寺平田日範猊下、大塚日正御閑士、有原日龍御閑士など多数の宗内僧侶が参集した。小西日遶猊下は諭達において、東日本大震災につ いて憂慮され、今こそそれぞれの立場で菩薩行を実践し、日本を全ての人々が住みやすい安らかな国土に変えるべく、正法興隆に邁進しようではありませんか。と力強く発せられた。
[2012-04-11] 千鳥ヶ淵戦没者慰霊法要奉修
去る平成24年4月11日、花散らしの雨が降る千鳥ヶ淵戦没者墓苑にて戦没者の慰霊法要が法華宗宗務総長 二瓶海照台下の導師の下奉修された。4月11日は戦前に法華宗の僧侶6名が宗祖・門祖の信仰を護り貫く為、起訴された『昭和法難』の日でもある。戦時下において信仰の燈を絶やさなかった多くの先師に想いを馳せ、戦没者への哀悼の意、そして今こうして生かされているという感謝の意を本門八品の御題目に込め法味を捧げた。)
[2012-03-11] 東日本大震災第1周忌追悼慰霊法要厳修
東日本大震災第1周忌追悼慰霊法要が当宗の被災寺院である北茨城市成顕寺本堂において、大導師に法華宗管長菅原日桑 本能寺御貫首をお迎えし、脇導師に石田日信 光長寺御貫首、小西日遶 本興寺御貫首、平田日範 鷲山寺御貫首猊下、法華宗宗務総長 二瓶海照台下の御臨席を賜り厳修された。法要には全国各地の宗内僧侶、檀信徒が多数参集し、犠牲者への追悼慰霊、被災地の一日も早い復興を祈るお題目をお唱えした。また地震が発生した午後2時46分には本堂前において再び一座法要が営まれ、同時刻には同寺にある鐘がつかれた。(法要の詳細は『無上道』5月号に掲載。ご購読ご希望の方は法華宗宗務院までご連絡ください。)
[2012-02-07] 第25回法華宗教学研究発表大会開催
法華宗教学研究発表大会が東京国際フォーラムにおいて開催された。今年の大会は、大本山光長寺同時二祖のお一人である日春聖人の700遠忌(平成22年)と法運中興日朝聖人の550遠忌(平成27年)にちなみ、『日蓮大聖人門下における岡宮光長寺』が特別企画として開催され、立正大学教授 寺尾英智先生より「岡宮光長寺の聖教世界-日蓮大聖人と弟子たち-」の発表があり、大本山本興寺貫首 小西日遶猊下より「東朝西隆とその後の経緯について」と題し特別講話を頂戴した。  会場は当宗僧侶だけではなく、他派の僧侶、熱心な檀信徒で満席となった。本大会は法華宗の教学に触れられる数少ない機会とあって参加者は皆熱心にメモを取りながら、発表者の声に耳を傾けていた。(発表者や演題などの詳細は『無上道』4月号に掲載。ご購読ご希望の方は法華宗宗務院までご連絡ください。)
[2012-02-01] 『法華宗 東日本大震災一周忌追悼慰霊法要』のご案内
昨年発生した東日本大震災においては、被災地の地震や津波による被害のみならず、放射能による汚染被害は今なお収束せず、日本全国に様々な影響を及ぼしております。
 法華宗としては、被災地のための救援物資活動および義捐金活動、また初月忌と半年目に追悼の慰霊法要を奉修いたしました。ご協力を頂きました宗内外の皆様に感謝申し上げます。
 一周忌を迎えるにあたり、宗門主催によって被災された当宗寺院を会場とし、四大本山御貫首猊下御臨席のもと、下記日程にて一周忌追悼慰霊法要を奉修したくご案内申し上げます。
 僧俗問わずに異体同心のお題目をお唱えいたしたく、皆様のご参詣をお待ちしております。なおご参加の際には、法華宗宗務院にご連絡ください。
法華宗宗務院
連絡先   法華宗宗務院 TEL 03-5614-3055  FAX 03-5614-3056
日 時 平成24年3月11日(日) 午前11時30分
法 要  大導師   法華宗管長 菅原日桑 猊下
脇導師 大本山光長寺 石田日信 猊下
  大本山鷲山寺 平田日範 猊下
  大本山本興寺 小西日遶 猊下
  宗務総長 二瓶海照 台下
会 場 北茨城市「成顕寺」 茨城県北茨城市関南町仁井田85

四大本山

  • 大本山 光長寺
  • 大本山 鷲山寺
  • 大本山 本能寺
  • 大本山 本興寺

今月の法華宗行事予定(11.17〜11.23)

11.21
・御虫干会
【大本山光長寺】
11.22
・令和六年度弁論大会
【興隆学林】
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